バーコードのような前髪も彼にとっては貴重な髪の毛

今現在38歳ですが、３０歳くらいからその友人の頭は薄くなり始めていました。その人は、頭のてっぺんからではなく、オデコからハゲ上がっていくという形でしたので、前髪を必要以上に伸ばし、なるべく隙間ができないよう気を付けているようでした。

風が吹くことを嫌い、前髪だけは女子のように真っ直ぐ揃えて下ろしている状態だったのです。でもたまに歩いているときや強い風が吹いたときなどに、不意にオデコが見え、ひどく広くなっていることに驚きました。

とにかく洗髪することが嫌だと言っていました。髪の毛を洗うたびに髪が大量に抜けてしまうから、洗うことが刺激となって抜けているんじゃないかと心配するのです。

私は元々髪の毛が多い方なので、抜けるたび、すっきりした感覚さえ覚えますが、ハゲが進行している方にとっては、その１本もすごく貴重なようです。

ちょっとしたいたずら心で髪の毛を１本だけ引き抜いてみると、激しく怒られてしまいました。その１本が命取りになるんだ、と。

今は更に進行しているため、前髪をしっかり下ろしてもどうしてもオデコが縦のバーコードの様になってしまっていますが、隙間をなるべく均等にするために、くしできっちりと前におろして動かないようにワックスで固めています。

潔く坊主にしてしまった方が見てる方も本人も楽になるのでは？と思うのですが、本人にとってはそんな前髪でも重要なようです。

その男性から教えてもらったのですが、ハゲの方への恋愛アドバイスブログなんていうものもあるんだそうで…なかなか読んでみて面白かったのでおすすめしておきます！